❓疑問に思う心。
授業をしていてよく、不思議に感じることがある。それは、何かに疑問を持つ子供が減ってきているような気がします。
というのも、今日、古文で鵜飼という言葉が出てきました。そんな時に、
「鵜飼って知ってる?」って尋ねると、「なんとなく。」と。
「じゃ、教えて。」すると、
「鳥を放つやつ。」と。
私が、❓という顔をしていると、さらに続く。
「鳥が泳いで、人がおるやつ。」と。
そして、もう1人は、沈黙。
この古文の話は、鵜飼の名匠が、手綱をからまないように扱う方法を話、それは、人生において問題が起きた時の解決方法と同じである。という教えについての文章でした。
でも、話は脱線?というより、鵜飼についての説明になり、写真で様子をみたり、昔からあるもので、風情があり技術も必要なものだという話にもなりました。
それは、今日の古文だけの話なのですが、話をしていると、知ってる前提で話をすると知らない事が多く、テストで悪い点数とくに、国語で点数が悪い子に限って、「だいたい分かる。」というのですが。大抵は分かっていません。つまり、分からない事が、わからないのです。
だから、毎年、わからないという事を気がついてもらうように声をかける。私が知ってるから分かると思い込まない。と気をつけるようにしています。でも、それが疲れていて出来なくて、反省したり後悔したりすることもあります。でも、思います。色々な事に、不思議に思う気持ち、知りたいと思う気持ちを大切にできる子供を育てられたら、より幸せだな。そう思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。