連立方程式
懐かしいと思われる方もいらっしゃるかも。
中学2年生の単元である、連立方程式。子供たちにとって、身近なようでよく間違えるのが、20%引き、一割引きなどの問題です。
一割引き、引きとかいてあるのだから全体から引いた数を掛ければいいのだけれど、多くの子がただただ、0.1を✖️。
そして私は、「1000円のケーキが100円になるって事。」とか、「100円のジュースを10円で買うと言うこと。」など、「安いお店やな。私も行きたい!」と言うと、子供は、苦笑いする。
そして、「引くとかいてあるのだから、全体から引いてね。」とも付け加える。
たいていの子供はそれで理解してくれたり、そんな安いものはないな。と感じてくれる。
でも、それ以外の問題ではなかなか難しい。そして、このあたりから数学の点数差がはっきり分かれてくるように思います。
だから、いつもこの単元を、教える時は気を遣います!難しくないように教える。これを、いつも気をつけています。そして、毎年教えていても思うのは、子供が違ったり、生まれ年かな?性格かな?違うと反応や覚え方、理解の仕方も違うのです。
毎年、歳を重ねるたびに、教える事の難しさと、これからまた、続けられるだろうかと不安になる事もある。でも、子供たちが違う反応をしたり、いつも私も反省したり、驚かせたりしてくれる。そして、子供がわかったという顔をして、表情と態度で表してくれると、嬉しくて。ホッとする。
一つ責任を果たせたような。気持ちにもなります。また、この季節がやってきたなー。と改めて感じました。さあ、今年も出来るだけどんな問題も難しくないと感じる子供に、なってもらえるように頑張ろ!そう感じます。❤️
教えるというのは、いつも自分も成長しなければならないことを実感させられます。
最後まで読んで下さりありがとうございます😊